M1阿部が第115回GN研究会にて発表を行いました




発表詳細


学会名:第115回グループウェアとネットワークサービス・第33回コンシューマ・デバイス&システム・第30回デジタルコンテンツクリエーション合同研究発表会

日時:2022年1月20-21日

場所:オンライン(Zoom)

発表形態:口頭発表


発表報告


上記学会にてM1阿部が、口頭発表を行いました。

阿部は、1日目午後に「気持ち可視化ボタンのフィールド実験の設計」というタイトルで発表を行いました。


この研究では、議論の円滑化の阻害要因を"沈黙"であると考え、その沈黙の原因の1つに"参加者間で何を考えているかという気持ちが共有されない"ことがあるとし、PCやスマートフォンで利用可能な気持ちの可視化を支援するボタンシステムの提案をしています。

今回の発表では、これまでの開発・評価を通して見えてきた課題を検証するために行った、システムのユーザテストの結果と、これから行う予定のフィールド実験の計画について報告しました。

フィールド実験では、実際にシステムを使っていただくことで、会議中に参加者がどのような気持ちを可視化させたいのかを明らかにすることを目指しています。


また、今回小林研究室からは5件発表があり、阿部は5件すべてに著者として関わりました。

自身の論文を執筆しながら、他の論文の議論にも参加し、同時に進めることはスケジュール管理や思考整理の面で難しい部分もありましたが、自身の成長に大きく影響しました。

今後も積極的に研究活動を進めていきたいと考えます。


発表スタイル


今回は、D2越後さんが実施されている登壇型の発表スタイルを実践しました。

初めての試みで、何度か練習やシミュレーションをしたものの、当日にはトラブルに見舞われ、ヒヤッとした場面もありました。

しかし、研究室のメンバーと協力してなんとか持ち直し、無事発表を終えることができました。

一方で、あまり身振り手振りを大きくできず、この発表スタイルの醍醐味を活かしきれなかったように思うので、今後また実践する機会があった際には、表現豊かに発表したいです!