D2越後が第115回GN研究会で研究発表を行いました

学会詳細
学会名:第115回グループウェアとネットワークサービス・第33回コンシューマ・デバイス&システム・第30回デジタルコンテンツクリエーション合同研究発表会
日時:2022年1月20,21日
場所:オンライン(Zoom)
発表形態:登壇発表

発表報告
上記の学会にD2の越後(五十嵐悠紀研究室所属)が参加し,登壇発表を行いました。
越後は「メンバ間の相互認識形成のための自己紹介映像再生システムの提案」というタイトルで発表を行いました。
小林研究室では現在、学生が入室する際に自分の名前が書いてあるボタンを押すことで自己紹介の映像が流れるシステムを利用中です。
これは、数年前から小林研究室が取り組んできた「学年を越えた繋がりの形成」と、近年のオンラインが主流となった生活習慣における「知り合いのでき方の変化」に注目した研究であり、数年間の研究室運営を熟知している越後と小林先生が主体となって行っています。
現在研究室に来る機会の多いM1の阿部さんや髙橋くんからの意見ももらいながら、先輩後輩が相談しやすい時代にあった研究室になるよう研究を進めています。
小林研究室での「知り合い」形成の変化をこれからも逐一報告していくとともに、この経験や体験が企業や教育現場でもいかせるようになることを期待しています。


登壇発表の様子
もう越後の発表ではお馴染みとなった登壇型のプレゼンスタイルで今回も発表を行いました。
今回は小林研究室の後輩も全員このスタイルで発表した他、論文誌公開後、「越後メソッド」としてこのプレゼンスタイルを利用してくださる方も徐々に増えてきているようで、とても嬉しく感じています。
このプレゼンスタイルを軸として、まだまだオンラインでの発表手法はより良くできると感じているので、今後も伝わる発表を目指して試行錯誤していきたいと考えています。



特選論文の授賞式
今回の学会発表では、1日目にGN特集号論文誌の特選論文の授賞式も行われました。
2022年1月に発行された情報処理学会論文誌GN特集号では、越後が主著の論文「オンラインの学会発表におけるプレゼンテーションスタイルの印象評価」が特選論文として選定されました。
この度は選定していただきまして誠にありがとうございました。この論文は2020年度の学会で実際に発表した経験をもとに執筆しているため、今後もさまざまなプレゼンスタイルを行い、時代に即した伝わる発表ができるように日々努力していこうと思います。
この論文については、こちらからご確認いただけます。また、論文中の登壇風プレゼンスタイルで用いている画像はboothにて無料で販売(公開)しておりますので、ぜひご購入してご活用ください。
